監禁少女
気が付けば男はすぐ目の前まで来ていた。


恐怖で表情が歪む。


体の芯から冷えて行くのを感じる。


次の瞬間、男があたしの腹部を踏みつけて来たのだ。


痛みと恐怖でうめき声が上がった。


「やめて……やめて……」


ブルブルと左右に首を振り、体を転がして逃れようとする。


けれど男はすぐに追いついてまたあたしの腹部を踏みつけた。
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