ジンクス
「大丈夫じゃないだろ? 保健室へ行こう」


「ほ、保健室はいや」


咄嗟にそう言っていた。


健が眉を寄せてあたしを見る。


「に、苦手なんだよね。あそこって。薬品臭いし」


慌ててそう言い訳をする。


「けど、少し横になったほうがいい」


「そうだけど……」


もし先生に気が付かれたら、大変なことになってしまう。
< 116 / 252 >

この作品をシェア

pagetop