ジンクス
☆☆☆

翌日、あたしは6時に起きてお弁当を作った。


今日は早起きをする必要だってない。


ぐっすりと眠って、スッキリとした朝を迎えることができた。


「おはようナツミ」


昇降口で健が声をかけてくれるのも、もう日課になっていた。


「おはよう健」


「お、昨日のネックレス」


あたしの首元を見て、健はそう言って来た。


もちろん、昨日貰ったものはちゃんと付けてきている。
< 184 / 252 >

この作品をシェア

pagetop