僕の恋。(短編)
恋の始まり
生まれてこのかた、僕は恋とゆうものを何度か経験してきた。

それは、鮮明に記憶されている恋であったり、瞬く間に過ぎ去る一目惚れであったりもする。

さて、僕の最初の恋は、小学校5、6年生のころ。
相手は隣の席だった愛(まな)ちゃん。
すごく優しくて、僕の身の回りの整理してくれたりと、何かとお世話してくれた。
いつしかその優しさが、恋へと変わっていった。
しかし、僕はその気持ちを愛ちゃんに伝えられず、僕の恋心は、他の人へと移り変わっていった。。。

次の恋は小学校6年生。
僕は音楽が好きで、休み時間になると度々音楽室を訪れていた。
と言っても、ドアの窓から覗いているだけだった。
その時の音楽の先生、青木先生に、いま思うと恋をしていたのかもしれない。
青木先生の授業が大好きだった。
僕がいまでも音楽をやっているのは、青木先生のおかげ。
卒業式には、青木先生が泣いているのを見て、僕も泣いてしまった。。。
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