欲しかったのはあなたからの“好き”でした。

哉「ほら、早くしろ諒たちのとこに戻るぞ」

夏「はーい」

真奈の元に戻ると抱きつかれた

夏「ぐへっ……ま、真奈ー?」

真「よかったね!哉碼くんと走れたじゃん!」

夏「え?あ、うん……よかった…!」

真奈にはなんの罪もないもんね……

真「お題はなんだったの!?もしかして“好きな人”!?」

ギクッ

す、鋭いぞ……

夏「えっとね……あ!“クラスの女子”だよ!」

哉「っ!?」

真「“クラスの女子”?」

夏「そうそう!哉碼くんってモテモテだから変に女の子と走ったら大変でしょ?だから無難な私だったの!」

ちょっと苦しい言い訳だったかな……?

真「そっかぁー!」

あ、結構いけた

体育祭の結果は私たちの赤ブロックの優勝!

放課後はクラスのみんなと焼肉を食べて解散になった
< 19 / 26 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop