君の記憶の中には俺はいない。

見た目からして、1年か?

「迷ったか?」

俺が聞くと、

「ち、違うんです!!実は、私、入学式です先輩を見た時から…!!」

女子生徒が言いかけた時、

「ごっめんねー??要件があるなら彼女の私を通してからにしてくれないかな?」

「っ…」

「あ、旭、そんな言い方、」

「あれ?何も言わないな、つまり、要件は終わったね!
さっ!帰ろー凉くんー」

「お、おい」

俺は背中を押され無理矢理学校を出た。

後ろを見ると、女子生徒が俯いていた。

その姿はとても痛々しかった。
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop