iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
「私……クビになる?」

ヤバい、辺境の地どころかクビかも……。
今更青ざめる私。

「大丈夫。もう話し合いしたから、心配するな」

仁は私の頭を優しくポンポンした。

「ごめんね…あの時は頭に血が昇って……」

私が怒りでバカな事を口走っちゃったから迷惑かけちゃったかな……。

「もう気にするな。俺も言いなりになりすぎたし。それよりも莉緒が俺のために怒鳴ってくれて嬉しかった」

間近で優しく微笑みながら御礼を言われて、私は少し顔が熱くなるのを感じる。

「私もありがとう……」

その熱くなった頬を仁は優しく指で撫でるので、熱は全然引いてくれない。

「明日から莉緒も俺のせいで忙しくなるかもしれないな。悪いな」

「私は大丈夫。皆で頑張ろう」

「莉緒、ありがとう」
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