iNG 現在進行形の恋【濃縮版】

「またクライアントからダメだし。Gチーム、本気出せよ」

飛んできた仁の低い声に私は思わずパソコンを打っていた手を止める。

貴方、家とは全く違いますね。


「すまない、コンペチーム。今からクライアントと打ち合わせになった。だから手助け出来る時間無くなったから、皆で力を合わせて。先週土曜日のチェックした感じでオーケーだから」

その後申し訳なさそうに私達のところにやって来た。

「分かりました」

仕方無い。
仁も忙しいし、それにこちらも不安な気持ちは出したくない。
自信があるものを出したい。


その日、私達コンペチームは明日の本番に向けて予行練習。
交代でミーティングルームを使うことになった。


「よし…完璧だな。終わろう」

坂本君の声に時計を見ると既に二〇時を過ぎている。
残業までしたが、何とか皆が自信を持って発表できるレベルにまで出来た。
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