iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
「母さん、また来たのか」

帰って来た仁がダイニングテーブルに置かれた大きな重箱を見ながら言った。

「うん。送ってくれて御飯まで用意してくれて」

「莉緒の迷惑になるようなことしなかった?」

「大丈夫だよ。むしろ助かったから」


御飯を一緒に食べると、いつも通り仁が譲ってくれて私からお風呂に入った。
出てからはソファーで仁がお風呂から出てくるのを待つ。


「今日はベッドで話そうか。莉緒が寝落ちするかもしれないし、莉緒の顔を見て話したいからベッドに行こう?」

お風呂から出てきたばかりの仁が言った。

頷くと仁に手を引かれて私達は布団に入り、ベッドに向かい合って横になる。
仁は私の髪に触れて指で遊ぶように髪を梳く。

その私を見つめる眼差しが凄く優しくて鼓動が高鳴り始める。

ドキドキするけれど、甘い空気がくすぐったいけれど心地好い……。
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