iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
「そうだな。俺もそれ、気になる」
「え?」
すぐに反対側から聞こえた声。
「全てまっさらになった今、莉緒はどっちを選ぶ?俺?それとも、亨?」
今度は仁が真っ直ぐに私を見据えて言った。
私を見据える二つの強い視線。
私は固まる。
朝、会長から一週間以内に仁と別れないと解雇すると勧告された上、どんな手を使ってでも別れさせると言われた。
そして朝のコンペで会長には発表すら出来なかった私は仕事すらまともに出来ないヤツだときっと思われた。
仁とは付き合うことすら許して貰えない。
会長が私を認めてくれることはない。
だからこれはある意味チャンス……
仁から逃げられるチャンス。
「え?」
すぐに反対側から聞こえた声。
「全てまっさらになった今、莉緒はどっちを選ぶ?俺?それとも、亨?」
今度は仁が真っ直ぐに私を見据えて言った。
私を見据える二つの強い視線。
私は固まる。
朝、会長から一週間以内に仁と別れないと解雇すると勧告された上、どんな手を使ってでも別れさせると言われた。
そして朝のコンペで会長には発表すら出来なかった私は仕事すらまともに出来ないヤツだときっと思われた。
仁とは付き合うことすら許して貰えない。
会長が私を認めてくれることはない。
だからこれはある意味チャンス……
仁から逃げられるチャンス。