iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
高卒の私とは大違い。

気品がある綺麗な女の人。

仁と恋愛することは初めから無理だと分かってたのに、私は何を夢見てたんだろう……。




「莉緒!」


え。


突然聞こえてきた声と共に手を掴まれて、急に前に進めなくなった。

仁に捕まったから。


久しぶりに呼ばれた名前に、伝わってくる手の温もりに、心臓は勝手に反応する。


「待てよ。話がしたい」


聞きたかった声が私に話し掛けてくれてる。

それだけでも、涙が出そう。
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