moon~満ちる日舞う少女~【下】








瀬「どういうことだ、市川」



市「見てたらわかります」





修「美月…!…危ねぇから後ろにっ…」



市「いやいや、それは感心しませんよ。…あなたがする行動は一つですから」



陸「さっきからてめぇは何言ってんだよ!!」



市「撃たれたんですよ?…あなたの大切な人が。」



美「黙れ!」



市「必死に平常心を保ってるんですね。でもいつまで続くか」


美「黙れ!!」



耐えろ、ここでネジがはずれたら、もう止められない。



勝「美月ちゃんっ」



市川が私の1mほど近くにやってきて、耳にコソッと何かを呟いた。











市「私が、あの事件のクリアの手助けをしたっていっても、平常心でいられますか?」











その瞬間に、もうだめだと思った。








ーバキッー










私が私を抑えていた鍵が壊れたんだ。













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