その手で触れて

「俺は佐伯が好きだよ。入社してから、頑張ってる佐伯見てて好きになった。お前が好きなのは俺の手だけ?」

そう言いながら、市木さんが大きな手で私の顔の輪郭をなぞる。

だめです。無理です。
そんなことされたら。
私はあなたに堕ちちゃいます。
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