変わる想いを貴方に捧げる

···法の裁き


鈴音は、和真によってそのまま
この会場のホテルに
連れていかれた。

蒼真と晶は、
鈴音のご両親に
今日の経緯の報告はきちんとした。

拓真は、辛そうだったが
鈴音の幸せが一番だと
そう、願っていた。

曾祖父様には、晶から
王さんに伝達してもらった。

王さんは、
「それは、ようございました。
お目にかかる日を楽しみにしております。」
と、言ってくれた。

そのとき王さんに聞いたら・・・

燐さんは、娘さんの計画は
知らなかった事とは言え
曾祖父様の知らない所で
曾祖父様の孫との話を
勝手に進めた為に曾祖父様の関連する
会社等の取り引きは、全て停止された。

まあ、曾祖父様の息がかかっていない
会社があるのかしらないが。

娘と娘に依頼された人物達は
中国警察に引き渡され、
法で裁きを受ける。


後は、鈴音と和真が
今後、どうするのか
どうなっていくのか
皆それぞれに心配していた。
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