変わる想いを貴方に捧げる
☆☆23☆☆

···仕事は辞めて

日本では、あのASANOの社長が結婚をして
妻を溺愛していると騒ぎになっていた。

会社の掲示サイトに
式の様子が掲載された。
鈴音の顔は横顔が少し見える程度に

取引先や大手のお客様には、
結婚の記念品と説明文が添えられていた。

仕方なく和真が嫁を娶ったと
言う人も少なくないが
李総帥の連盟の文や
李総帥と談笑している
鈴音の姿も一緒に掲載されていたので
わかる人には、鈴音は李総帥に
祝福されているのは一目瞭然。

和真としては、
自分と李総帥は、一緒にしたくなかったが
鈴音を護る為にも
そうした方が良いのでは
と、王さんからの提案があった。

和真は、鈴音を護るためなら
自分を曲げてもかまわなかった。

鈴音は、日本に帰国して
クリニックを辞めた。
和真は、
「働きたいなら働いて良い。」
と、言ってくれた。
晶さんがいるから
心配ないと思っているのだろう。

だが、鈴音は
語学の勉強や
花のアレンジメントや
お茶、和楽器も勉強したいと
思っていた。
和真は、
「今のままの鈴音で充分だ」
と、言ってくれたが
鈴音が
「やってみたいの。」
と、言った。

和真に恥をかかせたくない
こともあったが
勉強してみたいと
本心で思っていた。
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