情熱的に愛して
寝室に入ると、私は門馬のベッドに、押し倒された。

着ている洋服は脱がされ、顕わな姿をさらけ出す。


「恥ずかしい……」

私は、顔を両手で隠した。

「大丈夫……綺麗だよ。」

耳元で囁かれ、私は門馬の手に落ちた。


「夏海……気持ちいい?」

「うん……」

二人で、快楽の園へ行った後、私達は門馬のベッドで、一夜を過ごした。


朝陽が、部屋を照らす頃、私は目を覚ました。

「おはよう。」

門馬が、私の顔を見降ろしている。

「お、おはよう……」

急に、恥ずかしさが込み上げてきた。

私、門馬とHしちゃったんだ。


恥ずかしくて、門馬の顔を見る事ができない私に、彼はキスを落としてくれた。
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