情熱的に愛して
あれから3日間経った頃だった。

店長さんが、デザインの仕事で、本社にやってきた。

「いやぁ、お話を貰った時は、すごく嬉しかったよ。俺でももう一度デザインの仕事ができるのかってね。」

店長さんは、とてもいい顔をしていた。

「張り切って作って来たよ。ほら、」

目の前に広げれられたデザイン画。

どれも、この地域のOLさんが、好きそうなものだ。

「すごいですね。どれも、ぴったりなデザインだ。」

「当たり前よ。これでも毎日、街中のOLを見回しているんだからね。」

店長さんは、胸をドンっと叩いた。

「そうだ。これを見てくれよ。これが一番おすすめするデザインなんだ。」

テーブルに広げた何枚かのデザイン画から、店長さんは1枚の紙をピックアップした。
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