鬼畜教師

ガラッ


チャイムが鳴り終わるとともに入ってきたのは数学の新しい先生。


「噂通りカッコイイねぇ~///…真琴?」


けれどもあたしにはそんな桜の声は聞こえてはいなかった。


「さ…桜。あの人…」

「?」

「さっき言ってた最低男だよ…」

「え…ええ!?」

「そこうるさいぞ。席に着け」


そう言われ、あたしと桜は渋々席に着いた。


「産休に入った橘先生の代わりをやる新木隼斗(アラキハヤト)だ。よろしく」


もう二度と会わない。

って何度あたしは思っただろう。

どうやらあたしはこの男…

新木隼斗と関わらないってことは出来ないらしい。










神様のバカーーーーー!!
< 14 / 20 >

この作品をシェア

pagetop