鬼畜教師
ガラッ
チャイムが鳴り終わるとともに入ってきたのは数学の新しい先生。
「噂通りカッコイイねぇ~///…真琴?」
けれどもあたしにはそんな桜の声は聞こえてはいなかった。
「さ…桜。あの人…」
「?」
「さっき言ってた最低男だよ…」
「え…ええ!?」
「そこうるさいぞ。席に着け」
そう言われ、あたしと桜は渋々席に着いた。
「産休に入った橘先生の代わりをやる新木隼斗(アラキハヤト)だ。よろしく」
もう二度と会わない。
って何度あたしは思っただろう。
どうやらあたしはこの男…
新木隼斗と関わらないってことは出来ないらしい。
神様のバカーーーーー!!