あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
「芽依ちゃんは、彼のどこが好きなの?」

「ど、どしたの、いきなり。」

「なんとなくきいてみただけ。」


はぐらかそうかと思ったけど、芳樹くんの目があまりにも真剣だったから

私は少し考えてから口を開いた。


「友達と付き合ってるって知ってるのに、とめられないくらい好きなとこ、かな。」

「それが彼の好きなところ?」

< 152 / 594 >

この作品をシェア

pagetop