あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
「そ、そんなの、こちらこそっ…。」


これからもずっとよろしくお願いします、と

私が頭を下げたら

なんで芽依ちゃんが頭下げるの、と百合ちゃんは笑った。


「ほら、早く病院戻ろっか。お母さんが目ぇ覚ました時、人数多いほうがいいでしょ。」

「え、でも私は…。」

「これを機にお母さんにも百合が紹介してあげる!大丈夫大丈夫、百合が認めた人だよ!って言うから。」


ほら行こ、と百合ちゃんが私の手を引くから

私はその後ろをついていくしかなかった。
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