あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
「………そっか。」

「べ、別に、いーんだけどね。」

「じゃあ、今度からイベントの時は俺に付き合ってよ。」

「芳樹くんに?」

「今日すごい楽しかったから。またデートしてって話。」


だめ?と視線を合わせられて

私は全然いいけど、と目をそらした。
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