【短完】僕の想いが君に届くまで、
彼女は、少し迷った様に声をかける。

目は、僕が来たからか、動揺したように少し揺れていた。

「久しぶり、だね。今まで、ありがとう。」

そんな堅苦しい事、前は言いそうに無いのに。

やっぱり、距離が出来たのかな?

素直に寂しいと思う。

さぁ。最後のチャンスに賭けようか。

これで、君との距離がまた、前のようによそよそしさが無くなるのなら。
< 11 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop