エリート上司の甘く危険な独占欲
「そうだな。華奈にしか治せない症状が出てしまった」
「えっ!?」

 華奈が慌てたとき、颯真が華奈を横抱きに抱いて立ち上がった。

「きゃっ、なに?」

 颯真は華奈を抱いてベッドルームに向かいながら、ニヤリと笑う。

「今日の一之瀬夫妻は就業時間ギリギリの出社かな」
「え? え! ええっ!?」
「最愛の奥さんに癒やしてもらうとしますか」

 颯真がおどけたように言いながら、華奈をベッドに下ろした。

「そうみゃしゃん~」

 華奈の叫びは颯真の唇に塞がれて、日本語にならなかった。 
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