私も彼に愛されたい!


「ひかる、なんか飲むか?」

「あ、えっと…大丈夫です。」

峻くんが私のすぐ隣に座る。

やだ…心臓の音聞こえてないかな。
峻くんの顔見れないや。


「ひかる、俺…」
「峻くん、私…」

ほぼ同時に話し出した私たち。

その後の言葉を発することなく見つめ合う。



自然と顔が近づいて…



「「愛してる。」」


私たちは結ばれた。





< 92 / 143 >

この作品をシェア

pagetop