十人十色恋模様
海斗くんのことは知っていた。


真面目そうな見た目でなんでもソツなくこなす人と話は聞いていた。


そんな彼の印象が変わったのは、ある日の放課後だった。


「好きです!」


廊下を歩いていると、窓の外から女子生徒のそんな言葉が聞こえた。


あまり人通りのないところだが、なんと大胆な人だ、そう思った。
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