十人十色恋模様
ラーメンを手に、空いてる席へと腰掛ける。
今日のラーメンは美味そうだ。
「いただきまーす」
「そう言えばここに木山さんはいないの?」
「ぶっ!!」
1口目から吹いてしまった。
「うおっ。汚ねえ」
「お、おま、お前が急に話すから」
「木山さんって子。見てみたいからさ。ここにいるかなーって思って聞いただけなのに」
あたりをキョロキョロと見渡してみる。
だが、彼女の姿はどこにもない。
「ここにはいない」
「そっか。あ、美味っ」
彼女は食堂を使う人ではないのだろうか?
目が合うというだけで俺は彼女のことは何も知らない。
今日のラーメンは美味そうだ。
「いただきまーす」
「そう言えばここに木山さんはいないの?」
「ぶっ!!」
1口目から吹いてしまった。
「うおっ。汚ねえ」
「お、おま、お前が急に話すから」
「木山さんって子。見てみたいからさ。ここにいるかなーって思って聞いただけなのに」
あたりをキョロキョロと見渡してみる。
だが、彼女の姿はどこにもない。
「ここにはいない」
「そっか。あ、美味っ」
彼女は食堂を使う人ではないのだろうか?
目が合うというだけで俺は彼女のことは何も知らない。