十人十色恋模様
「一麻に木山さんのこと教えてあげて」


「いいよ!あ、でも〜ただは無理かなぁ。ここは、海斗くんがデートしてくれるってならいいよ!」


「……一麻のためか。いいよ、別に」


「意外。絶対に断られると思ってた」


「友達の恋のためには、まぁ、必要な犠牲だったってことにしておくよ」


「ん〜!!そういう所も好き!」


「ちょ、ばっか!離せ!」


なんだろう。


俺、ここにいない方がいいよな?


2人の邪魔だよな?


絶対に。


三条と三崎を横目に俺は1人、さっさと教室へと帰った。


三条が戻ってくるのは昼休みギリギリの時間だった。


三崎が絡むといつも時間ギリギリだな、三条の奴。
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