COLORDAYS

「おいサラと言ったな。」

カタンとコップを置いてキムラが口を開く

サラもそんなキムラに視線を向ける

「お前はどーゆつもりで姫になるんだ」

「おいキムラ!!「まぁ、待てアズマ」

割って話そうとするアズマを止めるハジメ


「どーもこーも。なって欲しいと言われたからなった。」


淡々と喋るサラにキムラはぷるぷると震える


「どうせお前は神威の地位に目が眩んだのだろう。そんな中途半端な気持ちなら姫になんてなるな!!」

「うん。分かった。姫やめる」



「「…え……ええええええええ?!」」

ハジメとアズマの叫び声がハモる

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