星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「神楽どうしたの?今日。体調悪い?」



みんなして一斉に神楽を見る。



「あっいやその。俺さぁ2ヶ月ちょっと海外に仕事しに行くことになった。」


え?…2ヶ月?





「もしかしたらもっと伸びるかも。父さんの仕事手伝いに…」



あーそういうことね。
お父さんの仕事継ぎたいって言ってたし。




あー会えなくなるのか。


寂しいけどしょうがないよね。



「そっか。頑張ってきてね。」




「え?!それだけ!おい星。俺海外に行くんだぞ?
もっとなんかねぇーのかよ。」



「だって行かないでぇ~って泣きついたって行くんでしょ?そりゃ寂しいけど私は頑張ってきてねって応援するよ。」




「星らしいな。そう言うなら頑張ってくる。」



「んで?どこ行くの?」


啓は、興味津々。
春は…なんか考え事してる。



「なぁ春はどこ行ったんだっけ?」



啓は、相変わらず海外に興味津々。


「あー俺は、アメリカでやったなんか世界の優秀な人達が集まる?パーティーに行っただけ。」


なんか次元が違いすぎない?


そう思っているのは、私だけでなく秋も美穂も同じなようで口が空いたままだ。


「え?でも啓は?どこも言ったことないの?」


「美穂さん!いい質問!俺はねーフランス行ったよー。母さんが経営してる店に新しく服を取りいれるがためにアイデアを学びにね。」



なんかすごいけどゆってしまえばあまり興味がないんだよね…
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