星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
今日は、悠が帰る最後の日!



クリスマスの日でもある!


「悠!!これ!クリスマスプレゼント!」



「お。ネクタイかありがとう。俺は、もう行くけど元気でな」


「うん。ありがとうね。いろいろ」


そう言って行ってしまった。




よし。めそめそしない!


神楽がもうすぐ来るし。イルミネーション見なきゃ


家まで来てくれた神楽。


「よっせ…い…お前綺麗だな。」


え?/////////



顔が赤くなる。


「似合ってるよその服。」



そう言うとあっさりと口を塞がれる。



「ちょつ/////神楽!」


ほんとに。なんで神楽に怒れないんだろう!


はぁ。今日、身がもつか心配。

いつもの様に
手を繋いで歩く。


電車は、ぎゅうぎゅうに混んでいて


ただいま神楽と電車の窓に挟まれています。



「神楽///近い…」




「何?照れてんの」


ほんとに意地悪だよね。


「この距離ならキスしても誰にもバレないな?」


なっ/////私は、恥ずかしくて俯く。



そうすると顎を上げられ軽くキスされた。


「バレないからって/////」



何度も何度もしてきて電車を降りる頃は、顔から煙が出るくらい赤くて神楽は、満足そうだった。



「もうすぐでライトアップだ。」



神楽が言うとコールが始まり


「3!!2!!1!!」



暗闇に広がる無数の光。


空を見れば星がひかり、見渡せば光に充ちた世界になっている。



隣をみれば大好きな人の大好きな笑顔。




周りを見渡せばみんなの溢れる笑顔。


苦しいことも辛いこともたくさんあるかもしれないけどこんなにも笑顔がうまれるせかい。


私は、そんな世界に生まれて神楽と会えた。


ほんとに幸せものだ。


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