星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「星。」



そう名前を呼ばれた。


「行きたいところがあるんだ。」



行きたいところ?


そういうのでイルミネーションを堪能した後電車で戻って神楽のバイクに。




そう言えばバイク乗れるんだっけ?最近知ったけど凄いよね…。



「ねぇどこ行くのー!」



「いい所。」


なんだそれ。


まぁ楽しみにしておこう。



「ここだよ。」


そう言って着いたのは、夜景の綺麗な高台。


人1人いなくて綺麗なとこだ。


「綺麗。星が輝いて幸せの明かりがたくさん光る」



すごい。



「俺さ。辛いことも苦しいことも悲しいこともたくさんあったけど星に出会ってみんなに出会って笑顔になって。幸せなんだ。」



そう言う神楽の顔は真剣で、熱のこもった目だ。


「星。俺はお前の支えになりたいしこれから笑って泣いて喧嘩して愛し合って人生って長い道を星と一緒に星の光で彩って俺たちの人生を作っていきたい。
俺がお前にとっての星になるようにお前も俺にとっての星になってほしい。だから…」



これって…ほんとに?


「将来、俺と結婚して欲しい。だから今は、この左手の薬指にはめられなくても将来ちゃんとはめるからさ、今は、右手につけて欲しい。ダメか?」


ダメなわけ…神楽…嬉しいよ。



「もちろんだよ!神楽!その指輪ちゃんと持っておくね!大事にする!」


そして私達は、キスをした。


家に帰りお風呂に入る。静まり返る家の中に神楽の声が響いた。



「なぁ我慢できない。」


え?!ちょっとそう言うと私を抱き抱えてベットに運ばれた。、



「なぁいいだろ?」


そんな顔で優しくて強い目で言われたら断れないよ神楽。



こくんと頷くと神楽は、優しい狼になった。



「ん、//////そこダメ//////あぁ////」


「声可愛いな。」


耳元で囁かれると力が入らない。


耳をかみながら胸に手を伸ばされ私は、快楽に落ちていく。


「かぐ//////んう/////」



「キスするぞ」


「ぅん、/////チュッ///////っう////んん/////」



舌を入れてキスしながら私達は、ひとつになった。



愛しい痛みが体をつたい神楽と愛し合っていることを教えてくれる。



それから長い夜は、続いて何度もされました。
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