星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「星さんってめっちゃすごいですね。普通俺らのこといいと思う人は、いないし…俺らいろいろあった人たちだからなにかとまぁ危ないし」



危ない?喧嘩とか?


「神楽が連れてきたってことは、だいたい平気だよ。もし私が怪我したら神楽の責任だしね。ゆっちゃえば私たちだっていろいろあった人だし。」


「聞いていいかわかんないっすけどいろいろ?」


そう聞いてきた凜斗くん。



女の子2人も興味があるみたい。


「まぁいじめとかそんな感じ?話すと長いからめんどくさい」


「そうなんすか。思ったんですけどクールですね。」


クール?


私が?毒舌とかは、よく言われるけどクール?


「こいつは、冷めてるとこがあんだよ。」



そう神楽が言うと隣の夏夜ちゃんが話しかけてきたことにびっくりした。


こんなに可愛い子が話しかけてきた!


「あの!こんなこと聞くのもあれなんですが…
付き合ってるのに慣れるのってどうすれば?全然恥ずかしいそうにしてないし堂々としてるし…」


ん?私と神楽のこと?


「うーんとどういうこと?」


「あの。さっき堂々と彼女って言ってたので、それにものすごく距離が近くても恥ずかしそうにしてないし。私は、すぐ赤くなっちゃうしその釣り合わないんじゃないかとかいろいろ考えちゃって」



確かさっき姫って言ってたから総長の彼女さんだと思うけど?


こんなに可愛かったら自信もっていいと思うけど。



周りを見るとみんなそれぞれで話していて私たちの会話は、私たちにしか聞こえないみたい。



「言っちゃうと、」


「はい!」


「たぶんそんなこと考えるってことは、見た目とか隣にならベないとかくだらないこと考えてる?」


「…はい。」


「釣り合うとか釣り合わないとか関係ないし好きになったんならそれは、止められるものでもないし他人に何を言われようとあなたの彼氏は、あなたを好いてるから彼女にしてるんでしょ?釣り合うとか釣り合わないとかよくわかんない。人によって基準は、違ってくるしね。そんなくだらないことで悩んでるなら彼氏のために何が出来るかとか好きな人のことを考える時間にした方がいいよ。」






私の場合喋り出すと長い。これは、自覚してる。
マンシンガントークって言われるしね。

そうして言いたいこと全部言ってしまうと向こうはぽかんとしてしまう。


「凄いですね。そんな考え私には、なかった。」


乙女だなーと思いなが私の膝に頭が乗る。


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