星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
出てきたイケメンの人に連れてきてもらい部屋に入ると女の子が2人と男の子が6人いた。


「おぉ!神楽さん!久しぶりですね!!」


奥にいた男の人が近ずいてくる。


「お前誰だ?」


私に向かって言う。


こっちさっきのことでキレてるのに。ここの人って礼儀なってないの?


神楽は、青ざめて私から遠ざかる。
いくら神楽でも私が怒るのは、多少なりとも怖いらしい。まぁ神楽が逆ギレしたら二度と夜ご飯作らないと知っているからね。


「申し遅れました。私は、星と言います。神楽の彼女です。初めてお会いしたのにこんな事言うのも失礼なのは、承知で言わせてもらいます。初対面の人に向かってタメ口でお前呼ばわりの上、誰?普通初対面の場合敬語を使うのが礼儀です。下の方々といい礼儀がなってないんですか?」



フゥ。すっきり。



「おいおい星。こいつらは、俺の知り合いだよ。」


「そんなことは、分かってる。私は、人に対しての礼儀を言っただけ。」


そう言うと可愛い。女の子がポカーンとこっちを見ている。


「俺は、雅です。暴走族の総長してる高校2年生ですここにいる人は、男子の左から拓也に海斗に本を読んでるやつが鷹。鷹の隣が裕翔でその無礼なやつが凜斗です。んで女子が姫の夏夜と副総長の彼女の千紗姫です。」


そう説明してくれた。暴走族。



「神楽は、なんでここに私を連れてきたの?」


「何となく?星だって俺らにうちあけたように俺らもそうしようと思って。中学の頃家に帰れなくて仕事が続いた時ここに来て世話になったんだよ。」



ふーん。そうなんだ。


1人で納得してると座らせてくれてお茶を出してくれた。



「あのー星さん…怒ってます?」


そう聞いてくるのは、私が怒ってしまった凜斗くんだ。


「ごめんね。さっきは、怒っちゃって。もう怒ってないよ。」



「良かったー。でも星さんみたいにしっかりした人がなんで暴走族って聞いて嫌がらないの?」



なんで嫌がるの?


「ここにいる人は、いろんな人がいると思うし街中を音をあげて交通ルール破って人の迷惑になることしてるのは、いいと思わないけど別にそれ以外は、いいひとそうだし。
嫌がる理由がないよ?それに見た目とかで判断したりする人じゃないので私。」


そう言うと神楽がこういうやつだから好きになったとかなんとか話していた。


「すげー。めっちゃいい人。」


私的には、可愛い夏夜ちゃんと千紗姫ちゃんを全身コーデしてみたい。


かっこいいほどの彼女は、ほとんどが可愛い子だよね。



神楽には、申し訳ないな。不細工な彼女で。

夏夜ちゃんとかは、
スタイルいいからなんでも似合いそう。
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