星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
これのどこが大丈夫なんだよ!


「見てわかんない?」


「怒んなって。もう全部見てんだし。」


ほんとになんなの?これ以上顔が熱くなったら私は、顔をやけどしちゃうよ!


「あのねぇ。もうやめてよ。ドキドキしすぎて死にそうだよ。」


「そういうこと言われるとこっちもドキドキして死ぬんだけど?なぁギュッてしていい?」


「そんなことでいちいち許可とらないでよ…///」


そう言うと静かで沈黙の時間。



「お前ほっせぇな。食べろよ。」


「食べてる…」


「耳まで赤いな。」


っっ///耳なんで触るの!!


「神楽////触んない//でよ」



「なら誘う声だすなよ。」


何その返し。


「なぁちょっと外出ない?星を見に行こう。近くにいいとこあるし。」



星?なんでまた。


まぁでもたまには、いいか。


透さんに言って少し出る。


そう言って着いたのは、近くの高台。



「下見ても星。上見ても星。」



「光ってる分だげ笑顔が溢れてるといいな。」


これは、私の願いだ。たぶんこの無数の光の中には苦しんでる人や悲しんでる人が沢山いる。



全部が全部笑顔ってる訳には、いかない。


でも少しでも笑顔になれる人が増えてくれるといいな。
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