ひきこもりなお嬢様
とても居心地の悪い朝食を終え部屋に戻り


何をしようかと考えていると


何やらノートと教科書らしきものを


持った小境さんがやってきた。


「失礼します。
お嬢様、勉強をしましょう。」


いきなりそんなことを


言ってくるものだから理解が追いつかない。


そしてサラッと小境さんまで


ペンを持って勉強する気満々なのはなんで…?


「…それはいいんですけど、なぜ小境さんも一緒にやる雰囲気になっているんですか?」

「2人の方が捗るかと思いまして。
私こう見えても案外勉強はできる方なんですよ?」


いや、こう見えてもというか


最初から勉強出来そうだとは思ってたけど…。


「……一人で出来るから大丈夫です。」

「そうですか…。
お嬢様は一人で出来るのですね…。」


何その落ち込み方…私が悪いみたいになってるじゃない!


「…あぁもう、わかりました。
小境さんも一緒に勉強やってください。」

「ありがとうございます。」


私の言葉を聞いた途端に


本当に嬉しそうに微笑んでくる


小境さんの笑みがあまりにも綺麗で


顔を背けてしまった。
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