あの日、もう一度

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「今日、付き合い始めた頃に似てて嬉しかったの。私は我儘だから美月君を・・・困らせてるんじゃないかって考えてた。」

初めてのデートはどんなだった?

緊張で胃がキリキリして、格好悪い姿しか見せていない僕を彼女は目に涙を浮かばせ、大きな口を開けて笑っていたっけ。

そんな僕に向かって幸せだと言ってくれた彼女の優しさに、僕はきっと甘えていたんだ。

「不安にばかりさせてごめん。」

もう二度と





君の手を振り払ったりしない



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