魔法界の魔法使いには人間界の魔法使いに負ける落第生がいます
「そろそろ出ましょう。時間だわ」

「そうだな」

美里がドアを開いた

キャリーバックをかかえてドアを通る

・・・・・・ここに来ることも、もうないのかな

そう思いながら、あたしはキャリーバックを下ろす

ちょ、ちょっと重い・・・・・そうだ!

「時よ、物体を運べ!」

唱えた瞬間

キャリーバックはわずかな空気の音を残して消え去った

ん?これで手ぶらだって?

大丈夫、ショルダーバッグがあるから!

「すげぇな・・・・・・」

「そう?」

でもこれ、昔やったらあたしの頭上に落ちてきたんだよねぇ

痛かった・・・・・・クリーンヒットだったもん

あはは・・・・・・

「急ぎましょう。待たせちゃ悪いわ」

「そ、そーだねっ」

ぱたぱたと廊下をかけ、テレポーターに乗る

この学園のテレポーターに乗るのも、今日が最後なのかな・・・・・・

なんて思いながら、あたしは操縦する

テレポート場所は、正門近くのテレポーター・・・・・・っと

「いくっよー」

ぴりりりりりり・・・・・・

ひゅん

ことっ

機械音からテレポートする音、着地音を聞く

正門の近くにある正玄関

先生達が入る玄関だ

そこの前にあるテレポーターにてレポートしたあたしたちは、掛金を外し、外に出た

靴は事前に用意してたのでそれを履き、正門を目指す

豪華な正門についた頃には、もうみんな集まっていた

「おはよう、3人とも」

「「「おはようございますっ!」」」

元気な挨拶を紅梨先輩に返す
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