かけがえのない人
なんとなく気づいていたけれど、気づかないふりをしていたのかもしれない。
帰るとき、いくら方向が違うとはいえ、送るよっていってくれるような甘い雰囲気になったことは一度もないし、廊下ですれ違って目があったとしてもすぐにそらされるし、土日で会おうってなったことだってない。
連絡先だって交換はしたけれど、本当に用があるときだけで、わたしがたまーに勇気をだして送るメッセージには既読がつくだけだったから。