かけがえのない人


彩香は彩香で先生とかにいったりもせずに、ほかの子と話すわけでもなく、最初のころと変わらず一人で本を読んでいた。


わたしはそれが逆に気に入らなかった。

気づいたら彩香が読んでいた本をとりあげていた。

彩香はそれまで何もいわなかったけれど、すごい目でこっちを睨んできた。

はじめてみせる彩香の表情に、少し驚いた。



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