暴走族の相談役は私
「別に大丈夫よ。」

気づいて欲しくなかったなぁ。

「調子悪いなら、今日じゃなくても、、」

「だから大丈夫だって!」

私は悠人の言葉を遮った。

優しくされたら、私が弱いみたいだ。

いままでだって、1人でどうにかしてきたのに。

いきなり、優しくされたら、、

"冬華はどーしたいの?"

ズキっ!

頭が痛い。

何?今の声。

呼吸がだんだん荒くなる。
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