溺愛とはなんでしょう?



「健人先輩…」



もしかして…先輩の身に何かあったんじゃ


健人先輩に、誘導されるがままに空き教室に入る。


「未来ちゃん…その令のこと好きなんだよね?」

「えっ!は…はい!」


なんで、健人先輩知ってるんだろ?


「やっと両思いになったのに、アイツ何してんだよ…」


ボソッと呟いた健人先輩の顔は、凄く心配そうに眉を寄せていた。


「あの…先輩に、何かあったんですか?」



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