絶対に守るから。
城に来る前も来た後もずっと彼女と一緒で何かを気にしながら生きていた。エレナードはともかく、カーレイジも歳のわりには簡単に人を信用しなかった。母との約束を果す事だけを考えて気楽に生きていた俺とは違うんだ。
俺は今のまま、エレナードたちと一緒に生きていて良いのだろうか。今のまま一緒にいる権利が俺にあるのだろうか。いや、一体どこにあると言うんだ。あったとしても、前はあったという過去形なんじゃないのか。権利は等の昔に置いてきてしまったんじゃないのか。
「お前はずっといてくれよ、ハウラム」
「明日は雹か?」
空耳か聞き間違いかと思った。カーレイジが眠って俺とエレナードしか起きていなくて。エレナードの口から俺に向けて時間を止めてしまうほど似合わない言葉が出てきたんだ。
俺は今のまま、エレナードたちと一緒に生きていて良いのだろうか。今のまま一緒にいる権利が俺にあるのだろうか。いや、一体どこにあると言うんだ。あったとしても、前はあったという過去形なんじゃないのか。権利は等の昔に置いてきてしまったんじゃないのか。
「お前はずっといてくれよ、ハウラム」
「明日は雹か?」
空耳か聞き間違いかと思った。カーレイジが眠って俺とエレナードしか起きていなくて。エレナードの口から俺に向けて時間を止めてしまうほど似合わない言葉が出てきたんだ。