絶対に守るから。
前の家で、種族も身分も関係なく誕生日会でもしている方が彼女にはお似合いだ。実際、舞踏会の時よりも舞踏会が終わった後にやる、召使いだけの茶話会に参加している時の方が楽しそうだもんな。
「先輩は・・・どこを好かれたのでしょう?」
「あら、知りたいの?姫様があんたに執着する理由」
彼女が俺を好きな理由か。俺が知りたいくらいだ。どうして友という関係に拘りたがるのか、どうして俺だけ呼び方を拘るのか。知っているのなら俺が教えてほしいくらいだ。
ミオラスの質問を聞いてなぜなのかと天を仰ぎながら考えていたものだから、奴の顔しか見えずに焦ってしまった。奴、リオディナは女が好きなあまりに自分の容姿も女に変えてしまった人物。女として女を愛している人物。
「先輩は・・・どこを好かれたのでしょう?」
「あら、知りたいの?姫様があんたに執着する理由」
彼女が俺を好きな理由か。俺が知りたいくらいだ。どうして友という関係に拘りたがるのか、どうして俺だけ呼び方を拘るのか。知っているのなら俺が教えてほしいくらいだ。
ミオラスの質問を聞いてなぜなのかと天を仰ぎながら考えていたものだから、奴の顔しか見えずに焦ってしまった。奴、リオディナは女が好きなあまりに自分の容姿も女に変えてしまった人物。女として女を愛している人物。