絶対に守るから。
ごめん、ありがとう
俺の愛馬であるクローに片手を起き、しばらく見つめ合ったまま動かない魔女は険しい表情で固まっていた。何をしているのか、今一分からなかったけれど悪さをしていないのは確かなようだ。でも、どうして真実を確かめるためにクローに会わなければいけなかったんだ。クローと話が出来るとでも言うのか。まぁ、魔女の中には特殊能力を持つ者もいるらしいから不思議な事では無いか。
「来いよ。こいつは信用して良いみたいだし、連れていってやる」
「すまない。ありがとな、クロー」
どうしてクローだったのかは分からないが、クローもこいつと話せて嬉しそうにしているし悪い奴ではないんだろう。さっきもヘゥインのために怒ってくれていたみたいだったし。ヘゥインとどんな関係なのか不安ではあるが、会ってみたら分かるかもしれない。全てはヘゥインと会って顔を思い出す事から始まって行くんだ。
「来いよ。こいつは信用して良いみたいだし、連れていってやる」
「すまない。ありがとな、クロー」
どうしてクローだったのかは分からないが、クローもこいつと話せて嬉しそうにしているし悪い奴ではないんだろう。さっきもヘゥインのために怒ってくれていたみたいだったし。ヘゥインとどんな関係なのか不安ではあるが、会ってみたら分かるかもしれない。全てはヘゥインと会って顔を思い出す事から始まって行くんだ。