WDの永遠の約束
課長:頑張るな。


玲音の父親:早く解決させたいんです、紗羅さんがもうこれ以上傷つく事がないように。


課長:そうだな、デリケートな問題は言い出せなくてなかなか解決しないから今回は解決させたいな。


玲音の父親:はい、課長。


-取り調べ室で子分を一人ずつ取り調べをしている頃、学校ではオリエンテーションに行く日が近づいていた。大地は警戒していたが、直哉から逮捕されたと聞きほっとした。


取調室-。


玲音の父親:これから一人ずつ取り調べをするからな、正式に被害届けが出されたから受理され次第罪がつくよ。


子分5:そうか、出したんだな…。今更悔いても遅いし、他の二人も巻き添えにして何やってるんだろうな。こんなこと言っても許されはしないが、1日も早く元奥様の傷が癒えるように願ってるよ。


玲音の父親:そうだな、嫌がるのを無理矢理繰り返したんだよ。これも話した事として記録しとくよ。こういう問題は被害者がなかなか言えないんだ、仕返しが恐いからだけじゃなく傷つきすぎて言えないんだ。忘れるなよ。


子分5:もちろんだ、忘れないよ。消えない過ちだからな…。


玲音の父親:もういいぞ。次は子分4だからな。
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