WDの永遠の約束
拓也:おはよう、陽翔。書類見たよ、子分達の取り調べしといてくれたんだな?、ありがとう陽翔。


紗羅:おはよう、陽翔さん。朝早くから大変じゃなかった?。


陽翔:大丈夫だよ、紗羅さん。当主だけでも大変そうだから子分達の取り調べくらいは済ませて起きたかったんだよ。だから気にしないで大丈夫だから。


紗羅:ありがとう、陽翔さん。拓也、当主の取り調べ始めよう。


拓也:うん、紗羅。陽翔、当主を連れてきて欲しい。


陽翔:わかった、拓也さん。


-陽翔の傷は少しずつ良くなっていて、肩から提げていた三角巾はそろそろ外せるくらいまで良くなっていた....。当主がなかなか姫乃を連れ戻す事を諦めずにいたので、拓也と紗羅が説得してもすんなりいかなかった。


取調室-。


当主:いくら取調室に呼んでも、俺は姫乃を連れ戻す事を諦めるつもりはないよ。


紗羅:これだけの時間が過ぎてれば、姫乃は新たな生活を始めてるはずだから無理に連れ戻すことは辞めて。


拓也:紗羅の言うとおりだよ、せっかく新たな生活をしているのを無理矢理連れてきたら酷だな。


当主:関係ない、いなくならなければ本来過ごせてない時間だからやり直してもらう。
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