WDの永遠の約束
紗羅:はい。


-拓也は救急車で運ばれ、一命はとりとめたがしばらく安静となった。紗羅は、拓也が目を覚ました時涙が溢れていた…。当主は諦めていなかった。


救急隊員:患者さんの名前わかりますか?、経緯は後で伺いますから搬送します。


紗羅:はい、柏崎拓也さんです。


救急隊員:わかりました。


病院-。


看護士:容態はどうですか?。


救急隊員:拳銃による負傷で意識ありません、名前は柏崎拓也さんです。後はよろしくお願いします。


看護士:わかりました、手術室に運びますから椅子にかけてお待ちください。


紗羅:拓也さんをお願いします。


看護士:わかりました。


玲音の父親:紗羅さん、ごめん。そばにいたのに、庇うまで気づけなかった…。


紗羅:あれだけの状況なら仕方ないわ、二人とも怪我はないのが奇跡よ。助けてくれたじゃない、十分よ。


玲音の父親:ありがとう、紗羅さん。絶対許さない、当主には、重い罰をつけて当分拘束してやる。


紗羅:拓也さんは大丈夫と信じてるから、あんな当主にくむ価値すらないわよ。


玲音の父親:そうだな、紗羅さん。


警察官:すみません、上司が撃たれたと聞いて来ました。何があったんですか?。




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