Deal×Love
「冗談だよ」

「……」

海さんは私の反応を見ながら楽しそうに笑っていた。




食事を終えるとお風呂を先に譲ってくれた。
お風呂から出るとリビングのソファーに居てくれた海さん。
嬉しくなっていたら、海さんは立ち上がって何故か私の方へとズンズン進んでくる。

何?どうしたの?と狼狽えている間に海さんは私の目の前に到着。
すると手がこちらに伸びてくる。
私は海さんの行動に何をされるか分からない緊張と向かってくる手にドキドキが襲ってきて、身体をカチンコチンにさせて固まってしまう。

その海さんの手は私の髪に辿り着いた。

私の心臓はその海さんの行動に更に一気に跳ね上がる。

まるで髪の毛一本一本に神経が通ってるかのような感覚がする。
< 260 / 424 >

この作品をシェア

pagetop