Deal×Love
「じゃあ楽しみにしてる。奥さん、御飯用意してくれる?」

「はいっ」




夜、部屋で一人になった私はパジャマに着替えるとベッドの上の真っ赤なカエルアンコウのぬいぐるみをぎゅうっと抱き締める。


崖から飛び降りた。

あとは海さんの胸の中に飛び込むだけ……


今から心臓が変な動悸を始めている。

まずは海さんと、キス……ちゃんと、出来るかな……。

キスって、どうやってすれば良いのかな……。

一応洸君に奪われたけれど、あれは勝手にされたからノーカウントにしよう。

目を瞑っていれば良いのかな?

……あぁ、初心者すぎて何も分からない。

でも私、一緒に寝ましょうなんて、もっと大胆なことを言った。

あのイヤらしかったアリサが見せたビデオみたいに私も海さんと、あんなことを……
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