Deal×Love
「ごめんなさい!そうします!」

今日が平日だということに。

これから学校に行かなくちゃいけなかった。




学校に着くと不安一色の顔のアリサが門の所で見つけた。

「椿!昨日どうしたの!?気付いたら居ないから心配したじゃない!無事で良かったぁ!」

私に駆け寄りながら笑顔に変わった。
心配してくれていたようだ。

「ご、ごめん……体調悪くなったから帰ったの」

起きたら見ず知らずの男が隣で寝てましたなんて、絶対言えない……。

「私、ちょっとトイレ!椿を早くから待ってたから!」

そう言って学校の方へ走っていくアリサ。

本当にごめん、アリサ。
なんて考えていたら、


「勝手に帰るなんて酷くない?経営一年、本多椿」
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